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電子書籍リーダーの開発

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久しぶりに開発プロジェクトにどっぷりと浸かり、非常に忙しいながらも楽しい日々を送っている湯川です。今回のプロジェクトは今の時点ではあまりかけないのですが、現在どんなことに苦労しているか開発の舞台裏を紹介します。

メモリーリーク

メモリーリークってご存知ですか? 例えばパソコンを使っている時、色々なアプリケーションを使っては終了し、使っては終了しと繰り返していくうちに、だんだんパソコンが遅くなってきて、いつの間にか動かなくなってしまった。。。 そんな経験ありますよね。これには、少なからずメモリーリークが影響しています。

そもそもメモリーって?

メモリーってわかりますか? 簡単に言うと、一度にプログラムを開いていられる領域です。 言い換えると、机の上に一度に広げられる書類の量だと思ってください。

ここで、机の上の書類を片付けたけど、机に一緒に出した辞書は片付け忘れてしまったとしたらどうでしょう。次の仕事が終わったときには、今度は消しゴムを片付け忘れた。人間なら、じゃまになったら邪魔なものを片付けますよね。でも、パソコンはそれができないんです。一度片付け忘れたら、再起動するまではメモリの中にゴミとして残ってしまうんです。これがどんどん増えていって、気がついたらプログラムが正常に動くだけのスペースが無くなってしまったら、パソコンは動かなくなります。

プロであればそんな事やらないだろうって? そうでもないんです。 メモリーリークってすごくありがちなミスなんですよ。

というわけで開発の話です。今つくっている電子書籍リーダーでも、メモリーリークの問題が発生しました。しかも、困ったことに言語標準の機能にメモリリークのバグが潜んでいたのです・・・ 電子書籍リーダーの性質上、その機能はとても良く使う上、かなりのメモリリークを起こすそうです。そのおかげで、開発部の面々に余計な負荷がかかってしまいました・・・

開発って予想もしない問題が頻出しますね・・・

またなにか起こったら記事にします。つまり、記事ができたらトラブル発生ってことです。 やれやれ・・・


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